2014年10月30日木曜日

偉人映画から学んだ愛の形

宮沢賢治の生涯を綴った映画作品(DVD)を鑑賞しました。
 タイトル通り、真実の愛の形を学ぶことができました。 
彼の愛の形はとても地味でシンプル、だけれど、とても高尚。
欲張る事無く、頑張り過ぎず、良心的な生き方。
宮沢賢治が病弱且つ異質である等身大の自分を認めつつ、いかに自分なりに人への愛を忘れずに生きていこうとしたか。
その思いが作品のエンディングを迎える際に朗読される有名な詩にひしひしと表現されていました。
雨にも負けず 
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
この作品を通じて、本物の謙虚さというものに心を打たれました。
私にはとてもできそうにないですが、私もこんな心の持ち主に「なりたい」です(笑)。
スタッフR
 
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