2016年1月11日月曜日

不思議だけど深い映画

まだまだ冷えますね…。
今日は寒くてこたつに入って観た映画の話です。
題名は『ウェイキング・ライフ』。
海外の哲学・心理的要素が多く描かれたアニメーションムービー。
9・11テロ以降、この映画を観て実際に心理治療を行われていたようです。
肝心な内容は、夢から覚めずにひたすら《生きるとはどういうことか》を様々な人と語り合うというもの。
テーマは《生きている限り、自己の探索を止められない人間の性》だと思いました。ただ何せ難しくついていくのが大変なこと(笑)。
・目覚めて働いている時は実は夢
・人生とは過ぎゆく景色に過ぎず大事なのは与えられた色で絵を描くこと
・赤ん坊には10億年の記憶が刻まれている
と、恐らくそのようなことが言われていたと思います。
“頭”だけで考えるときっとわけのわからない話ですよね。
しかし、この世で“とりあえず”常識とされているものから自由になれば、ひょっとしたら実はそうかもしれないと頷ける部分も多々あります。
作者の頭の中と考えがたまに一致することに思わずドキッとします。
今まで生きてきた中でも、また世界の動きを大局的に捉えた際にも、時として何が正しくて何が常識か、が揺らぐ体験を一度や二度、皆様もお持ちになられたことはおありでないでしょうか。
一旦常識を覆し、自分なりの哲学を見つめ直すのにいい機会になりました。
スタッフR

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【桜川ものわすれクリニック】
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